NW-E003 を、
私がたしか高校生の頃に買ってずっと使ってたから、
もう、7,8年使ってることになる。 (ほんとは間1年くらい、NW-Z1070使ってたけどすぐ壊れた)
ちょっと調べると、
発売日:2006年 6月10日
とある。
全く壊れることなく、Windowsを持っていない今でも、
mattnさん謹製のsonydb
でファイル転送をして使えてた。
ちなみにこれは
音楽ファイルとプレイリストの転送・管理がコマンドラインでできて、
大変便利だ。
最近のWALKMANでも使えるのかは知らないけれど。
電池の持ちがさすがに怪しいことと、
ファイルの転送に偶に失敗することと、
音楽タイトルがたまに文字化けすることと、
あとストレージ容量が1GBしかないこととか、
音質は確かに悪かろうが (どうせお外で聴くのだし自分の耳は信用できないし)
Linuxのみで使っていくのに考慮する必要として、
音楽ファイルを drag-and-drop すればすぐ聴けること。
あわよくば、プレイリストファイル (m3u) も同様に、
ただコピーさえすれば使えること。
ただまあ、最近のWALKMANについては、みんなこれらに対応している。
どうしてわざわざ自前の転送ソフトフェアを用意してるのかわからない。
ただし、店頭にいくとわざわざ ドラッグ&ドロップ / ○
って項目があるので、
一応見ておく必要があると思う。
あと、自前のプレイリストファイルに対応してるかどうかは
公式にはいちいち書いてなくて、自分は2ちゃんの書き込みで知って、
安心して購入した。
walkmanはいくつかのコンセプトに沿って、
AシリーズだとかSシリーズだとかある。
音質にこだわる高級志向だったZシリーズは死んで、
今、ZXシリーズとかゆって二つだけ出ている。
妥協として、
ハイレゾに対応してはいるが、NW-A10の32GBであるところのNW-A16にした。
microSDが使えるというのが大変に大きい。
SONYとしては、内部ストレージの大きさで値段差を付けて、
それで大きい容量のやつで儲けたいはずなのに。
音楽ファイルとして読みに行くディレクトリは
/MUSIC
/RECEIVED
の二つ。
再帰的に下の階層を見に行く (無限に深くていいかは未確認)。
ファイル転送のためだけのソフトウェアなんていらなくて、
コマンドラインの上でコピーすればいいし、
好きなファイラーの上でマウスで操作してもいいわけ。
音楽ファイルと同様のディレクトリに置く必要がある。
一番簡単なのは、/MUSIC
のトップにおいて、相対パスで指定する方法。
例えば、/MUSIC/A/
以下の音楽ファイルと、 /MUSIC/B/
以下の音楽ファイルを一つのプレイリストに置きたかったら
cd /MUSIC
find A -type f > hoge.m3u8
find B -type f >> hoge.m3u8
これだけでいい。簡単だ。
./
があったら、それは消さないといけない2ちゃんの書き込みを見ると、
/RECEIVED
をプレイリストのみのディレクトリだとして、
音楽ファイルを絶対パスで指定するという人がいた。
未確認に言うけど、絶対パスは
/MUSIC/A/hoge.mp3
のように指定してあげればいいらしい。未確認だけどね。
id3lib
パッケージには
id3tag
コマンドと、id3info
コマンドが含まれる。
前者は、mp3ファイルに、いくつかのテキスト情報を付与できる
# 付与
id3tag -s たいとる -A アルバムの名前 -a アーティストの名前 音楽ファイル.mp3
# 確認
id3info 音楽ファイル.mp3
ただし、このコマンドでは
ジャケット画像 (art-work picture) の付与ができない
そうだ、今時の walkman はジャケット画像を何かと表示したがるのに、
それがないとwalkmanのロゴが表示されるだけで寂しい。
てゆうか、
ジャケットの画像だけからアルバムを選択するシーンがあって、
ジャケット画像を付けてないと、ただwalkmanのロゴだけが並んで、
何のアルバムなのか分からなくて困る。
eyeD3
コマンドは、 id3tag
と同様に、ID3タグの操作と確認ができる。
そしてジャケット画像の付与や除去ができる。
じゃあ、id3lib
は不要で良さそうなのに、
残念なこと日本語が使えなかった。
あんまり嬉しくない使い方だけど、
テキスト情報は、id3tag
で、
ジャケット画像は eyeD3
を使うことにしよう。
# A.mp3 に、B.jpg をジャケット画像として使う
eyeD3 --add-image=B.jpg:FRONT_COVER A.mp3