Sun Mar 19 02:21:18 JST 2017

日記 1

頭の良さとか、天才性は、その人自身から発せられるのではなく、 (当然のことながら) その人が生み出した作品であるとか、或いは発言そのものから感じ取ることが出来る性質である. しかもそれは、いつもいつも感じることができるものではなく、 ある期間に限定的に感じることが出来る. (もちろんあなたが、その人に陶酔した状態などは例外である.)

日記 2

私もかつては小説を世に出し、認められることを夢に見たことがある. 私には、16の頃から密かに暖めていたネタがあって、 それを使って小説を書くことを二度か三度か挑戦したことがある. その度に挫折したのは、物語の終え方を正しく考えるのが余りにも難しかったためである. 新しい世界観を考えて、出だしを考えるのが好きなだけだったと気附き、 単純に私は小説家には向いてないのだと諦めた.

ひるね姫という映画を、今日、見てきた.

ストーリーはあまりにも陳腐だと思った. 要するに、夢の中の話と現実の話が交互に行われて、いつのまにか入り交じる (一方が他方に干渉する). ラストの大事な部分は、なんでもありな夢の中で解決される (それが現実においてどう対応してるのかは曖昧なまま放置される).

こんなのは、きっと過去に何度もやられ尽くしたに違いないと思う. 私だって、ほとんど似たようなことを考えたことはある、のだが. しかし、じゃあ、例えばどんな作品がそれをやったのか、 私は挙げられない. それは私が、全然、小説や映画を知らないからである. おそらくだから、ひるね姫という映画を、全く新しいものとして観る人たちは多くいるに違いないと思った.