Tue Feb 26 2019

日記

会社でやってる数学ゼミで 2018/02/19 に「層・圏・トポス」を読み始めてからほぼちょうど一年が経ち、ついに第2章の圏を読み終えた. この本は何故か「圏を学ぶための本」の文脈で批評されることもあるが、そうではなく、この本の主目的は論理学の研究であって、 そのための道具として層を学び圏を学びトポスを定義してそうして初めて論理学が始まるという本である. つまり、一年を掛けてその必要な3つの道具の最初の2つをようやく学んだに過ぎないので、ここから読み終えるのにまた一年掛っても驚かない.

ここまで読んだ感想だが、竹内外史はなかなかいい加減な人だと思う. 記号は乱暴だし (或いは古臭いし)、まれに思いっきり嘘な内容が書かれてることもある. 全くの初学者だけで読むと間違いなく挫折すると思う. これを読み終えないと、会社が辞められないので困っている.