Mon Apr 22 2019

投票率はその町の民度だと思う

あなたが政治に関心がなかろうが, あるいは確固たる意思のもとで投票しない人間であろうが, 大多数にとって投票という参政行為は民主主義の現れだ.

2019/04/21 に行われた "区議会議員選挙" の最終合計の投票率を比較する. (区議会議員選挙の投票率と区長選挙の投票率が併せて掲載されている場合, 区議会議員選挙の投票率を見る.)

ソースは各治区が "投票結果速報" として web で公開したものを用いる. この手の url はたぶん直に消えるので全部 web 魚拓したかったけど最初の3件しか出来なかった.

  1. 千代田区
  2. 中央区
  3. 港区
  4. 新宿区
  5. 文京区
  6. 台東区
  7. 墨田区
  8. 江東区
  9. 品川区
  10. 目黒区
  11. 大田区
  12. 世田谷区
  13. 渋谷区
  14. 中野区
  15. 杉並区
  16. 豊島区
  17. 北区
  18. 荒川区
  19. 板橋区
  20. 練馬区
  21. 足立区
  22. 葛飾区
  23. 江戸川区

以下は投票率の高い順に並べた

地区 投票率 (%)
北区 51.74
足立区 50.92
文京区 50.59
千代田区 48.06
江東区 46.74
中央区 44.05
荒川区 44.00
板橋区 43.96
墨田区 43.78
世田谷区 43.02
大田区 42.74
台東区 42.57
江戸川区 42.37
豊島区 42.18
葛飾区 41.67
練馬区 41.65
中野区 40.46
目黒区 40.28
渋谷区 39.96
品川区 39.72
杉並区 39.47
新宿区 37.93
港区 35.37

またそれより過去のものも比較してるサイトがあった: 東京23区 区議会議員選挙投票率の推移(昭和22年~平成27年)【統一地方選挙・基礎データ】

開票所に行ってきた

あなたが選挙権を持っているならば公職選挙法はぜひとも一度目を通すべきだ. どうせこんなのは、雰囲気で運用されているんだろうけど.

第六十九条 選挙人は、その開票所につき、開票の参観を求めることができる。

"選挙権を持つ人、イコール、選挙人" ということで良いと思う(あってますか?). 開票所の場所と、開票作業の時間の開始は必ずどこかに書いてあるはずで、投票用紙が送られてきた封筒のどっかとか、地区の web ページを見れば必ず書いてある.

ところで "求めることができる" という遠回しな言い方が嫌だ. "求める" のはいいけど "出来る" とは言ってませんからね、拒否権は尚あるんですからね、みたいにも聞こえてしまう.

果たして、行ってみれば、さも当然のように "参観受付" というのがあり、開票作業が 2045 始まりで、その15分前から受付を開始してた.

本当は様子をバチバチ写真に撮って載せたかったのだが、一応、撮影禁止ということになっていたので撮影はされていないことになっている. マスコミの人たちは私の隣で立派なカメラで撮っていたので、決して、外に公開してはいけないのではなく、よく問題になるように、投票用紙の筆跡が見えるような写真を迂闊に公開しない配慮なのだろうと思う.

開票参観の楽しみについて

人生で一度は経験するとよい、が、一度で十分、というやつだと思う.

私以外その場に居た人間のほぼ全員が、何かしら身内であったり誰かの熱心なファンであるらしく、 いちいち速報があるたびに誰かに電話したり熱心にメモをしたりしていた. 速報なんて地区のwebサイトでも公開されるが、一応、開票作業のその場所で、拡声器を使っての発表が、どこよりも速い. そんな、一秒を争っても結果はすでに決まってることなんだから、とも思うが.

で、参観して何が楽しいか.

作業する人たちは、ただその作業の為だけに集められた日雇いバイトである. (見た感じ、大学生が多かった.) 彼ら彼女らが効率的に作業できるよう、実にアルゴリズミックに作業が分担されている. 参観者はそれを上から眺めることが出来る. "Human Resource Machine" を見ている気持ちよさがある. もし、見に行くことがあれば、ぜひとも双眼鏡の持参をおすすめする. また私は先程、撮影禁止だったと言ったが、それは自治区の判断でしかないので、念の為にカメラは持参しておくとよいと思う.

それから、他の参観者を観察すると良い. 彼らは誰かを熱心に応援している. あどけない女子大生が、自民党何票という速報を聞いてガッツポーズをする姿、 主婦連中が負けた立候補者の頑張りを称える姿、 青年の集団が、公明党何票と聞いて安堵する姿などが見られる. 実に気持ち悪い.

注意点として、夜から始まる場合、終わるのは次の日の午前1時とかになるので、適当なところで見切りを付けて満足し、さっさと帰ったほうが良い. 最後まで居たところで何か楽しいことが起きるわけではないので.

また、参観するだけでは分からないことが多すぎる. 作業手順は上から眺めて推測するしかない. 例えば "審査係" と "検査係" というのがあったが、それがなんの手順なのか全く不明だった. 参観などではなく、開票バイトとして参加するほうが楽しいかもしれない. なんせお金も出るし.