GNU screen

linux terminal ssh

ターミナルの様子をスクリーンショットやスニペットで貼りますが、 "   " (空白3つ) が私のプロンプトです.

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日本語の文字化け

たぶん LC_ALL が正しく設定されてない.

例えば素の状態だと LC_ALL が空の場合がある.

   LC_ALL=
   screen

この状態で echo あ を試みる. コマンド入力の時点で文字化けしている.

LC_ALL を日本語+UTF-8 にする. 何故か LANG は正しく設定されていたのでそれを使う.

   echo $LANG
ja_JP.UTF-8
   LC_ALL=$LANG
   echo $LC_ALL
ja_JP.UTF-8
   screen

治りました.

LC_ALL を設定しなくても、screen を utf-8 モードで起動しても文字化けを防げる.

   LC_ALL=
   screen -U

これでも問題ない. 既に起動してしまった screen セッションにも -U 付きでアタッチすれば utf-8 モードで入れる.

ssh パスフレーズの省略 (ssh-agent)

(screen とは直接関係なく) ssh-agent コマンドを用いると, パスフレーズを一回入力することで, 次回から入力が省略できる. まず, そのよくある使い方を2通り示す. そして screen でこれをより便利に使うための手法を1つ提案する.

ssh-agent

一つのターミナルの中で

   eval $(ssh-agent)
   ssh-add ~/.ssh/id_rsa

とすればパスフレーズの入力が促され, ~/.ssh/id_rsa をそのターミナルの中で使う場合にはパスフレーズの入力が省略される. ただし新しく開いたターミナルでは有効ではない.

ssh-agent terminal

ssh-agent に引数を渡して起動すると, 引数をコマンドとして実行する.

   ssh-agent screen

とすれば, screen が立ち上がる. この screen の中では ssh-agent が有効になっており, どれかのウィンドウの中で ssh-add すれば, その screen の中ではずっと有効である.

ただし, 別の新しく立ち上げた screen では無効だし, また一度デタッチしてまたアタッチし直した以降も無効である. この問題は以下で解決される.

提案: SSH_AUTH_SOCK を使い回す

そもそも ssh-agent が有効な範囲がある理由をを知るには ssh-agent が何をやっているかを知る必要がある.

   ssh-agent
SSH_AUTH_SOCK=/var/folders/kp/xctwhj0d7p1_pfrdcx03l46w_vnlbk/T//ssh-LAbAHJgJ4olH/agent.34946; export SSH_AUTH_SOCK;
SSH_AGENT_PID=34947; export SSH_AGENT_PID;
echo Agent pid 34947;

要は $SSH_AUTH_SOCK$SSH_AGENT_PID という2つの環境変数をセットしてるだけらしい. ならば新しいターミナルでもいちいちこの2つの変数をセットすれば良い. ただし ssh-agent を改めて叩くと新しい値が発行されるだけなので, 前に発行した値をどこかに保存して, それを読み込めばよい. ちなみにどうも $SSH_AUTH_SOCK だけで十分でもう一方は無くても問題ないらしい.

例えば以下を ~/.bashrc (or ~/.zshrc) に書いておくとする.

if [ -f ~/.ssh/auth.sock ]; then
    SSH_AUTH_SOCK=$(cat ~/.ssh/auth.sock)
else
  eval $(ssh-agent)
  ssh-add ~/.ssh/id_rsa
  echo $SSH_AUTH_SOCK > ~/.ssh/auth.sock
fi

これは初回時には強制的に ssh-agent を呼んで, 発行された $SSH_AUTH_SOCK を適当に保存しておく. 保存されたファイルがある場合にはそれを読んでセットする.

私は else 節を関数に書き出して, 調子が悪くなったら fuck-ssh コマンドを叩くようにしている.

if [ -f ~/.ssh/auth.sock ]; then
    SSH_AUTH_SOCK=$(cat ~/.ssh/auth.sock)
else
    echo NO SSH_AUTH_SOCK FOUND
fi
function fuck-ssh() {
  eval $(ssh-agent)
  ssh-add ~/.ssh/id_rsa
  echo $SSH_AUTH_SOCK > ~/.ssh/auth.sock
}

罫線が崩れる

これが参考になった: ■GNU Screen 4.2.0にしたら罫線表示がぶっ壊れた. 4.2.0 にしたらとあるが, 4.8.0 でもこの現象を確認した. 上のキャプチャ画像がそれ. なる環境もあればならない環境もある.

次を .screenrc に追加する.

cjkwidth off

治った.