遡りながら書く
研究室の午前のミーティングがあった.
即興で英語を話すことは結局身につかない能力だった.
何ヶ月ぶりかに来たノーマンさんと話した.
近況を報告しあった.
昼食をさぼうるで食べた.
夕食に中華料理を食べた.
丸ごと素揚げされたエビを気持ち悪がっていたが、無理に勧めると一尾だけ食べた.
お昼に起きて、15時ほどに研究室に行くと、 何ヶ月ぶりかにノーマンさんの姿があった.
挨拶だけして、自分は18階の図書館に篭もり、情報論的学習理論のレポートをやった.
一箇所、問題をどうとでも読めるものがあって、 わざと簡単であるように読んで答えた.
あと、来るついでに買った漫画を二冊、その場で読んだ.
一冊については大変素晴らしかった.
一冊については、つまらない漫画の続編はやはりつまらない、と確認するだけであった.
レポートを印刷して大学の提出ボックスに入れるために大学に向かった. たしか20時過ぎであったので、権限のある人間でないと工学部の建物には入れないのだが、 少し無理をして入った.
研究室に行って、そのレポートの最初の問題だけを解いた.
なかなか一筋縄では行かなかった.
あと、先週に買っておいたきららキャラットと百合姫を机に放置していたので、
それを読みふけっていた.
帰りにまず区役所に寄った.
次にマクドに寄り、レポートの一問目の解答と、簡単に実装をしてテストをしてみた.
一問目というのは、決定リスト (決定木の、二分木であって常に子の少なくとも一つが葉であるもの) の構成を与えよ、 というものだった.
MDL原理によって構成を考えたが、
しかしモデルの符号化というのは、あんなのでいいのだろうか.
かなり勝手に定めて与えてしまったのだが.
確率予測モデルの場合、 全体の記述量を、「モデルの記述量」と「そのモデルでの観測データの記述量」との和で表し、その最小化を目指す. 前者は今の場合、おおよそリストの長さであり、 後者は一応、分類が奇麗であればあるほど小さくなるのだが、 しかし観測データの数を増やすと比例して、後者は大きくなる. 何も正規化がなされていない式だからだ. 前者は本当に、MDL原理に必要なのか? でもまあそうか. 考えなしに作ると、データ数に比例する長さのリストが考えられて、モデルの記述量はデータ数に比例するし. 実際に適当な決定リストに従う人工データによって、実装のテストを行った.
修論発表の二日目であった.
興味のある人の発表を見るつもりだった.
わかりやすい研究で、説明もしやすい研究で、そうして確かに貢献している研究というのがある. それも同学年の研究で. 逆に、ひどいのもある. 博士課程の学生の、中間発表も、混じって行われる. 全て見たが、あまり良い発表に思えなかった.
発表を見終えた後は、友人とボドゲカフェなるところに行った. 大勢で行きたがったが、ある研究室は教授による慰労会があるようで、二人で行った. 二人専用のボドゲを3つだけやった. パッチワーク、バトルライン、ファミリアという. パッチワークは運に任せることで勝てそうであるが、それなりに相手を見て先読みの必要がある. バトルラインはこの中では一番面白かった. ゲームの単純さも良い. バトルラインの為のAIを考えると、かなり難しそうである. ファミリアは、正直言えば大して面白くもなかった.
修論発表があった.
発表は今日と明日の二日間行われる. 私の研究室は皆、一日目の午前にあった. その中でも私は最初で、10:45からだった.
ところで、儀式的に「接続テスト」 (あるいは「プロジェクター実験」) というものがある. すなわち、パソコンにケーブルを繋いで即座にさっさとスライドがプロジェクタに映しだされるのが望ましい. 発表と発表の合間の時間は予定に無いからだ. そこでもたもたしたり結局映し出せなかったりすると、ちょっと顰蹙を買う. なので、発表が始まるより前の休止の間に接続テストをすることが求められる. 私の場合、全体の発表が始まる10:00より前に余裕を持って出席して、それを行うことになるし、 そのつもりであった.
寝坊をした.
といっても、起きたのは9:45である. 15分置きに5つの目覚ましを設定してたのに、よりにもよって最後の目覚ましで目が覚めた. 家から大学までは、どんなに頑張っても15分はかかる. 発表時間ちょうどについても接続テストは出来ないので、 諦めてゆっくり歩いて行くことにした. 10:05に到着し、最初の人の発表が始まっていた. やっぱり、前日に27:00まで1人で発表練習してたのが間違いだった.
この六年間で得たものは、緊張しない、焦らない、動じない精神である
SECCON 2015 Final に出場していました.
Write Up にもなってない Write Up は こちら.
その日だけは本当に急に気温が低くって、暖房も付けずに寝たために違いない、 お腹を壊した. 会場である東京電機大学に11時前に着いてから三度も四度もお手洗いに席を立った. 自分でも驚いたことに、本戦が始まった12時以降、腹痛のことを全く忘れて集中できた. 集中出来たからと言って、成果が上げられたわけではないが.
夕方にあった懇親会は悲惨だった.
お寿司だけで腹を満たした. 大変美味しかった.
スポンサーである会社の人間がふらふら学生に話しかけていた.
我々は皆修士の二年生である.
そうと知るや否や、皆立ち去っていく.
彼らは就活をしているらしい.
即ち、就職を控えた学生を見ると名刺を渡して就活や学生生活一般の悩みに乗るふりをして、
リクルート活動をしているらしかった.
悲惨だと思った.
単純に運営に携わって、そこにいる会社の人は、まともにCTFについて話すことができた.
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