Animetickという個人的に好きなサービスがある. 端的に言えば、今の時期に放送されているアニメについて、 どれを見ていて、どの回をまだ見てないかを管理するだけのツールである.
少し詳細に機能を言う.
あるアニメについて、私は見逃したくないと思っている. そういう場合はアニメのタイトルの横にある "Watching" ボタンを押す. そうすると、過去放送された回について、まだ見ていないと登録され、 「未視聴チケット」が発行される. 放送回一つに対応付けられているので、 その回を見たら、チケットを消す. 新しい放送がなされたら、新しくチケットが発行される. もうそのアニメは見ないのでチケットを発行してほしくない、過去のチケットも見たくない、という場合は、 再び "Watching" を押すことで、Watchingの状態を解除できる.
他にもできることはある
特にこの3つめは良い. どれだけの人に、というのは、Animetickの上でWatching登録しているユーザーの数である. 管理ツールという性質上、かなり正確な数字に思われる. なぜなら、見たくなくなったら、即座に外すことが、ユーザーにとっても利益だから.
でも逆に登録を面倒臭がって、 本当に最終話まで見続ける覚悟が出来て始めてWatchingを押すような人もいるかもしれない.
今現在の具体的なWatcher数は、アニメタイトルに固有なページにアクセスすると見られるし、 過去三ヶ月の、Watcher数の推移が折れ線グラフとして表示してくれる.
内部的にはどれだけデータを置いてるのか知らないけれど、 どうも、どんな古いタイトルについても、 ページを閲覧した時点を含めた過去三ヶ月の表示しかしてくれない.
しょうがないので自分でデータを持っておこう.
curl -s "http://animetick.net/anime/$ID" -H 'Cookie: _animetick_session=長い文字列--少し長い文字列' >$TMP
持っておきたいデータとしては、アニメのタイトル、放送シーズン (これは念の為)、Watcher数、 そしてデータを抜き出した時刻.
TITLE=$(cat $TMP | grep -A 4 '<div class="anime-info-bottom">' | grep -o '<h2>[^<]*</h2' | sed 's/^....//g' | sed 's/....$//g')
SEASON=$(cat $TMP | grep -A 4 '<div class="anime-info-bottom">' | grep -A 1 '<div class="season">' | tail -1 | tr -d ' ')
NUM=$(cat $TMP | grep '<span class="watcher"><span class="num">' | grep -o '[0-9][0-9]*')
DATE=$(date "+%m/%d %H:%M")
こんなのをログとして持っておく.
ID
は、http://animetick.net/anime/list みたいなところからリストを作っておく.
こんな感じ: http://sprunge.us/BFUM
一番右の数字がWatcher数である. これがそのアニメの人気度なわけである. (たぶんね.) (といっても1クールで終わる深夜アニメと、ドラえもんみたいなタイトルを比べるのはおかしいけど.)
これを半年以上続けて、推移を見て楽しもう. ある時点でがくっと減ったりしてたら、楽しそう.
その日の放送時間のズレにも対応しているのであれば、
http://animetick.net/anime/list
は結構便利なテレビ欄として使える. 確認したら使う.