ソフトウェアの世界ではツールと呼ばれるものが無償で広く公開されていて誰もが自由に使える状態にあることが多い. さてツールを使うに当たってそのツールが中で何をやっているか理解してから使うべきツールと使わなくても使えるようになっているものとがある. 後者はある意味理想的で、ツールはそうあって欲しいものだ. 中身を知るべきなのはツールの開発者だけであるのがいい. しかし現実はそんなものばかりではなくて、少し凝ったことをしようとすると結局中身を知る必要が生じる. 或いは自分では凝ったつもりではなくても現実のデータを食わせるとマニュアルに書いてあることではカバーが出来なくなるかもしれない. まずはドキュメントにあるコマンド例だけを読み、ーあがてドキュメントの端々に書かれてあるTipsを読み込み、最後にはソースコードを読む必要が生じる.
粗大ごみの出し方であるとか役所に取り寄せる書類のことを調べると、自分が住んでいる区の役所のwebページが出てくるので、 随分権威があるのだなと勝手に思っていたのだが、単に現在地をGoogleに使われているだけかもしれなかった.
RMSに関する逸話で好きなものが幾つかある. その中の1つ、彼がいた大学のシステムがあまりに杜撰なもので、彼は容易にシステムの中に侵入でき、みんなのパスワードを書き換えたという. そしてパスワードをユーザー名にしたよ!というメールを皆宛てに出したという. そういった逸話を聞いてRMSのことを好きになったものだが、今 GNU social という Twitter クローンで彼の投稿を見ることが出来るのだが、 政治ツイートばかりしているので嫌いになった.
気まぐれでよく2駅くらい歩く. 今日もそんな風に散歩していたらお腹が空いたので吉野家に立ち寄ると、そこは店員が全て外国人だった. 顔もそれなりにアジア系だったので驚いたが名札にはカタカナでどこの国の人だか分からないような名前が印字されてあった. 私の言った注文を流暢な日本語で叫ぶのであった. なぜ日本語を無理に使うんだろう. 中華料理店は注文は日本語で取るが一秒後には怒号のような中国語でおしゃべりをするものだ. 日本人は安い外国人労働者をこき使ってるつもりかもしれないが、そのうちに労働は彼らに取って代わられた時、侵略が始まるかもしれない. ところで舌が松屋にすっかり馴染んでしまったので、吉野家の豚丼があまり美味しく感じられなかった.