Fri Jan 18 2019

日記

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— cympfh (@cympfh) January 18, 2019

2019/01/15 にも書いたけど, 最近キーボードを新しく買って組み立てた. 組み立てること自体が主目的なところはあったけど, 所有してるからには使いたいものだ. というわけで会社に持ってきて使って3日目になる. キー配置が慣れなくて, 何度もキーマップを書き換えてはファームウェアを焼き直した.

というわけでこんな感じ: cympfh/qmk_firmware/blob/master/keyboards/lily58/keymaps/cympfh/keymap.c#L36

qmk というファームウェアなのだが, 私の知らない概念としてレイヤーがある. いわゆるファンクション (Fn) キーのことだと思う. ファンクションキーはそれを押している間, キーマップが完全に別のものになると言える. それを qmk ではレイヤーと言うらしい. 特殊なキーとして, LOWER, RAISE がある. LOWER を押すと LOWER レイヤーに切り替わって, RAISE を押すと RAISE レイヤーに切り替わる. 更に両方同時に押してる間は ADJUST レイヤーになるそう. 何も押していない状態のレイヤーを含めれば合計で 4 つのレイヤーがあることになる.

そんなに使いこなせる自信がないので, 私のキーマップでは LOWER と RAISE のレイヤーに全く同じキーマップが割り振られている. ADJUST キーマップはデフォルトのままだが, 単に使っていないだけである.

ところで, 初めて自作キーボードを見て面食らうのが, キーがちょうど格子状に整列してる点である. 普通のキーボードは行ごとに, キーがおよそ1/3くらいズレて並んでいる. これは歴史的にはタイプライターの都合から出来た制約で row-staggered と呼ばれている. stagger はよろめくという動詞. いかにも彼らが後から作った言葉だ. 逆に格子状に整列しているものは, 格子配列とか, Matrix layout と呼ぶそう.

彼らの主張は決まってこうだ. タイプライターの都合上で決められたデザインであり, 打ちやすさの為のデザインではない.

曰く慣れだそうだが, 私はまだ格子配列の良さの恩恵を受けていない. もっとも私が使っている Lily58 は完全な格子配列じゃなくて column staggered だけど.

ところで上に貼ったように, キーマップで意図的に Z の行だけ右に一つずらしてる. 本当は A のちょうど真下に Z があるのだが, そこに Shift を置いて, S の真下に Z を置いている. ささやかな抵抗である.

次は Mint60 を組んでみたい.