Sun Mar 08 2020

最近買ったもの

REVUE ML

フィルムカメラに手を出してみたかった. 先週の月曜日に買ったばかりで, こないだ初めて現像に出してその結果をまだ見てないので, 本当にちゃんと使えてるのか分からない. 私が買ったこれは露出計が壊れてたので, Android用アプリと, 別なデジカメを露出計代わりに併用してみたが, 次第にアプリだけで何となくでシャッタースピードを決めてやってみた. シャッタースピードもどこまで正確なのかわからないから, 怪しい.

さて REVLUE ML は Praktica “MTL 5B” のコピーと思われる. MTL 5 のマニュアルになるが www.butkus.org/chinon/praktica/praktica_mtl_5/praktica_mtl_5.htm で読める. 大したことは書かれてなかったけど.

フィルムの装填方法が分からず四苦八苦したけど,

これがめちゃくちゃ役立った.

Flash Air

これは SD カードなんだけど, それに WiFi の親機・子機としての機能があって中で lua が動く. 例えばデジカメのメモリカードとしてこれを使えば, 遠隔で中の写真をダウンロードできたりする. 自分で lua スクリプトを書いてもいいし, スマホとの連携くらいなら公式アプリが初めからあるので, それだけでも十分便利.

最近のデジカメは本体に WiFi の親機としての機能があって, スマホからそれに繋ぐことで写真のダウンロードができるとかもある. 私も富士フィルムのデジカメでそれをやってたけど, 接続が不安定な上に転送が遅い. FlashAir 公式アプリで, スマホへの転送を試してみたが, アホほど高速だった. 転送速度には力を入れてるらしいので, これだけでも十分便利.

自分で lua スクリプトを書ければもっと面白いことができそう. 特に WiFi の子機としての機能は自分で書かないと使えない. すなわち, FlashAir から家で飛んでる WiFi に接続してもらって, Dropbox の API を叩くことで勝手に写真をアップロードするとかが出来る. バックアップするためには一旦PCにSDカードを挿して〜という手間が減る.

二つのイベントに対応するスクリプトを一つずつ置いておくことが出来る. 一つは電源起動時に走るスクリプトで, もう一つはファイル書き込みが起きた(例えば写真撮影が行われた直後)タイミングで走るスクリプト.

例えば, 電源起動時に家の WiFi を拾って(無ければ何もしない)SDカード内の写真を家のNASにアップロードする, というスクリプトを置いておけば, 家に帰ったらデジカメの電源を入れるだけでバックアップの全てが完了してしまう.

もちろん 64GB SDカードとしての機能を持った上でのこのIoT機器が5000円未満で買えるのはなかなか驚きだと思う.

自分でスクリプトを書く上でまず見るべきは

これは東芝メモリの公式なので信用できる. 情報も最新にアップデートされていそう. Hello World から, Dropbox へのアップロード, Google Drive へのアップロード なんかの例がソースコードとともに説明されていて, これだけで大体の欲求を満たされそう.

しかしまあ, ネットワーク接続 (fa.Connect) 周りはまあまあ繊細みたいで, サンプル通りだと動かないときもある. ネットワーク接続するときは, その前に接続を切って, sleep を挟むとか, そういうことが必要

fa.Disconnect()
sleep(1000)
fa.Connect(SSID, PASSWORD)
sleep(1000)

ログファイルを自分で作って, ひたすらそこにログを流すことでデバッグするのがいい. というか動いてる途中経過を見ることができないので, それくらいしかする方法が無さそう.

それから有志の Wiki なんかもあるけど, 2019年程度まではファームウェアのバージョンアップがたくさんあったようなので, 古い情報は信用できないかもしれない.