それより以前から実践しようしようとはしていたが、 ゴールデンウィークから本格的にお酒を断っている. まだまだ日は浅い. 最後にお酒を飲んだのを0日目だとして、今日は18日目になる. 本当にどうしてもという日が来るまで原則、お酒を口にしないつもりでいる. どうしても、とは、私の胸にナイフをあてがわれ、これを口にしないと刺す、とはっきり宣言された場合を言う.
この後も繰り返し書くことになるが、飲酒とは習慣である. 朝起きたら水を一杯飲む、エスカレーターに立ったら決まった片側に立つ、と同じようなものだから、今日から、えいっと辞めるわけにはいかないのだ.
ビールは美味しい. 一説にビールをなぜ美味しく感じるかの要素として次の二つがあると言われる.
であれば炭酸水でも良いということになる. いや実際、炭酸水を飲んでからだとビールの美味しさが減るという人がいる.
というわけで、炭酸水をまとめ買いした.
そういえば私は、かつて通ってた職場に到着したら必ずウィルキンソンの炭酸水(無香料のやつ)を一本買って飲んでたのを思い出す.
いわゆる清涼飲料水で好きなやつランキング:
職場にドクターペッパーも置いてあって、よくそれも飲んでたが、糖分ベタベタ系の清涼飲料水は体に悪いという罪悪感が強いし、清涼という名前に反して喉がべたついて真水が飲みたくなるのが良くない. その点、炭酸水と言ったら!
でも今は安いという理由でコカコーラのアイシースパークってやつを買って飲んでる. Amazonでの値段を見て言ってるだけなので、最安値の商品が変わったらそれに買い換える. ただ本当にただ安いやつを選ぶと、お酒を割るのだけを想定していてそのまま飲むのに適さないような不味いのが普通にあるので注意.
残念ながらお酒に良い面はないので、お酒をやめるメリットはいくらでも挙げることができる.
もちろん罪悪感を感じなくて良いという精神面のメリットもあるし、 炭酸水ならいくら飲んでも頭が冴える一方なので、作業効率が落ちないというのが強い. さすがに仕事中にお酒なんて飲まないよという人でも、次のようなことで困っていたという人は多いはず.
だからこそ、お酒というのは夕方から晩に掛けて飲むのだ. お酒を一度飲むと、もう頭は死んでるのでその日はもう頭を使った何かはできない. よく私は、土日につい間違えてお酒を飲んで、それから、プログラミングコンテストがあることに気づくという失態を犯していた. プログラミングコンテストを知らない人に向けて言うと、大抵夜中にはじまって頭をめちゃくちゃ使うオンラインゲームです. 数時間寝て酔が醒めた(と自分に言い聞かせて)参戦して撃沈するか、そもそも存在を観てみぬふりして寝るかするしかない. ところで、一度お酒を飲んだら本当のところ、いつ完全に酔が醒めたと言えるか知っていますか? 知らないなら調べましょう. 意外と長いです.
炭酸水はまとめ買いすると安いです. 私はペットボトル一本あたり61円で手に入れてます. 一日に三本まで飲んで良いことにしている.
なんで61円と思ってたのか分からないけど定期便で注文するともっと安いな
人間の体の仕組みは基本的に使い古されたら終わりに出来ている. 肝臓はまさにそうで、一度死んだ肝臓が回復するなんてのは嘘だ. 内科にお酒を辞めろと言われた終わり. まだ言われる前に辞めろ.
飲酒は習慣である. 基本的に、一度身についた習慣は離れない. これは人間の脳の問題だ. 覚醒剤注射中毒の患者は、玩具を腕にあてがって注射の真似事をすることで多少は気持ちを紛らわすことができる. 私の場合は炭酸水を飲んでる.
お酒辞めるかと思ったのとほぼ同時に、代わりにどういう嗜好飲料に熱中することにしようかと考えを巡らしたのを覚えている. 最初は珈琲と思ったが、すぐに面倒でやめた. 結局お酒は手軽さがすべてのドラッグだからね. あと一日ずっと珈琲を飲んでると気分が悪くなる(それはそう)のも良くなかった. 炭酸水は一日いくら飲んでも、トイレが近くなるくらいの副作用が無いので良いです.
切り替えられるうちに切り替えましょう
チェイサーという考え方がある. 日本酒は一杯飲んだら水を一杯飲みましょうといったありがたい教えがある. 家で飲んでいるとつい忘れがちだ. それで翌日辛くなったりする. 炭酸水はなんとそれだけ飲んでいれば別途お水を飲まなくても良いらしい.
ですよね. ところで、辛くなるまでお酒を飲むことをやめられない人は既に依存症です. 複雑酩酊でググりましょう.
無いです
少量なら飲むと返って健康に良いだとか、百薬の長だとかはとうの昔に否定されている. 特にほんの少し飲む習慣がある人はなんたら病のリスクが減るとかは Jカーブ という名前で知られている. このような曲線がなぜ描かれるかといえば、既に何ならの内臓疾患などでお酒を飲めなくなった人が、飲酒量ゼロとして統計に入っているからである. お酒は日本文化に入り込んだ習慣だから、普通に健康な人間なら皆、少しは飲むものである. 飲まない者は何かしらの理由があって然るべきと考えよ.
JTのwebページに行けば、きっとタバコがいかに社会に貢献していて、あなたの役に立つものかを知ることができるでしょう. つまり、どんなに悪いものについてもうまく説明することで何かしらのメリットを挙げることはできるものです. そこでお酒については次が挙げられます:
もちろんすべて嘘ですよね. 馬鹿騒ぎをコミュニケーションというなら円滑ですね. 酔っ払いの喧嘩を穏やかというのならそうですね. アルコールは摂取しなければしないほど死亡リスクは減りますよね Lancet.2018;392:1015-35. 企業というのはお金を儲けなければいけない宿命にあるので、優しい嘘だというわけです.
飲むあなたは消費者に過ぎないので、商売してる人たちの理論を鵜呑みにする必要はありませんよ.
医者がお酒を辞めることを薦める動画を見る.
お酒を完全に辞めろとまで言う医者は少ない. ほとんどの医者はお酒の害を見くびっているからだ. 内科はどうかと言えば、ある閾値を超えなければ良いとしか言わない. 一日このくらいまで、週に一日は休肝日を設けなさい、だとか. そうじゃない. 原則的に飲むな、と言ってもらわないと困るのだ. 原則的というのはつまり、健康状態であればそりゃ月に一杯程度とか、もっと品よく、クリスマスや誕生日のような特別な日だけ、とまあ、そういった慎みある飲酒ができればいいが. だがしかし、そんな人間はいない. これを気合の問題だというのなら、じゃあ言うが、一切の人間はだらしないよ. 怖いのはお酒を飲むことは習慣づくということだ. そういった精神面(気合という意味ではない)まで考えてくれる医者はやはりアルコール依存症の相手をしたことのある精神科の医者だけということになる.
ちょっとどの動画でそう言ってたか忘れたけど、こんなことを言ってた。
アルコール依存症にならない人はいない. お酒を飲んでる限りいつかはみんな、なる. 生きてる間に依存症になるか、それより先に死ぬか、どっちかだ.
自分が長生きするかどうかは、よく分からない. よく親に、うちの家系はオトコはみんな早死するからね、と小さい内からよく言われた. そのとおり早死するかもしれないが、現代医療がそれを許さないかもしれない. せめてもの抵抗は、健康だと思う.