Manacher による最大長回文探索アルゴリズム

参考

概要

文字列 \(s\) が与えられた時、\(s\) の各点を中心とする回文の最大長を求める. ここで \(n = |s|\) とすると、各点とは

  • \(i = 1,2, \ldots, n\) 及び
  • \(j = (1, 2), (2, 3), \ldots, (n-1, n)\)

の二種類のこと. \(i\) は各文字に対応し、\(j\) は隣り合った2文字の間を指す. これを中心とする (連続) 部分文字列とは

  • 中心 \(i\) に就いて \(s(i - x, i + x)\) または
  • 中心 \(j = (j_0, j_1)\) に就いて \(s(j_0 - x, j_1 + x)\)

のこと.

入出力

返り値は \[1, (1, 2), 2, (2, 3), 3, \ldots, n-1, (n-1, n)\] を中心としたする回文の最大長を収めたベクトル.